今日は最近読んだ本、「私の財産告白」(本多静六 著)からの引用。
何時も、静かに景気の循環を洞察して、好景気時代には勤倹貯蓄を、不景気時代には思い切った投資を、時機を逸せず巧みに繰り返すよう私はおすすめする。
景気の良い時期(株価が上がっている時期)には質素倹約に勤めて貯蓄をして、景気の悪い時期(株価が下がった時期)には思い切って株を買う。
厳密に言えば市場タイミングを計っていることになってしまうけれど、心構えや教訓としては皆が普段はできないことだと思う。
普通の感覚では景気が良いと言われればお金を使いたくなってしまうし、株価が下がっていたら怖くて買えない。
でも、投資の視点ではその一般人とは逆の行動を取ろう、と。
行動が取れるかどうかは別にしても、そのくらいの心構えが要る、と。