明日から貯蓄しますブログ

2割の努力で80点を目指す

好景気には倹約貯蓄を、不景気には思い切った投資を

 今日は最近読んだ本、「私の財産告白」(本多静六 著)からの引用。

 

何時も、静かに景気の循環を洞察して、好景気時代には勤倹貯蓄を、不景気時代には思い切った投資を、時機を逸せず巧みに繰り返すよう私はおすすめする。

本多静六. 私の財産告白 近代経済人文庫 (p.42). 近代経済人文庫. Kindle 版. 

 

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 景気の良い時期(株価が上がっている時期)には質素倹約に勤めて貯蓄をして、景気の悪い時期(株価が下がった時期)には思い切って株を買う。

 

 厳密に言えば市場タイミングを計っていることになってしまうけれど、心構えや教訓としては皆が普段はできないことだと思う。

 普通の感覚では景気が良いと言われればお金を使いたくなってしまうし、株価が下がっていたら怖くて買えない。

 でも、投資の視点ではその一般人とは逆の行動を取ろう、と。

 行動が取れるかどうかは別にしても、そのくらいの心構えが要る、と。

イオンPB「トップバリュ」について思うこと

 最近よくココアを飲むので、2種類のココアについて比較してみた。

 

www.topvalu.net

 

store.shopping.yahoo.co.jp

 

とりあえず調べてみた感じでは

 

トップバリュのココア:300g 入りで 240円

森永のココア:300g 入りで 387円

 

この両者を 100g あたりの価格に換算すると

 

トップバリュのココア:80円 / 100g

森永のココア:129円 / 100g

 

けっこうな違い。

もちろん販売店によっても違うけれど、自分が複数の店舗で見ている限りではおそらくこのくらいの価格差があると感じている。

 

 しかし、飲み比べてみても、少なくとも私の味覚では違いがよく分からなかった。

 

 もちろん味覚は人それぞれなので、違う人にとっては違うのだと思う。

 

 逆に考えれば、自分が気にならないのならば、率先して安価なプライベート・ブランドに頼るのが良さそう。

 ネットのレビューで酷評されているから自分にも合わない、とは必ずしも言えないのだと思った。こういう部分では他人の意見を気にしていてもしょうがない。

 

 こういう嗜好品の選択は、自分にとって得か損かを考えることが大事だと思う。

迷惑チラシお断りステッカーで得たもの

 マンションの他の部屋のポストに貼られているのをちらほら見かけるようになったので、ポストに貼ってみた。

 

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 効果覿面。以前は毎日何かしらのチラシが入っていたけれど、日曜日に貼ってからというものの、不要なチラシ類の投函がピタリと止まった。

 あのステッカーの貼ってあるポストにはチラシ投函が禁止される法律でもあるかのように(実際の法的効果については知らないけれど)。

 

 チラシくらい大したこと無い、と思ってしまいそうだけれど、色もサイズも異なる不要なチラシを何枚もポストからかき集めて自室まで運んで、そこから必要な書類のみを抜き出して(大半が不要なチラシなのだけど)、残った不要なチラシを丸めてくずかごに押し込む。

 トータルで1分程度の作業だとしよう。ところが、一ヶ月では30分にもなる。

 30分ということは、時給換算すればこの 400円 のステッカーの元は1ヶ月でも十分に取れるのである。また、脳のリソース消費も抑えることができる。

 

 私はこういった仕組み化が好きだ。

 一度作ってしまえば、その利益をずっと受け続けることができるのだから。

 

 これからも、少しずつ楽をする方法を考えたい。

スーパーなどの定期セールは本当に得なのか

 スーパーなどに買い物に行くと、週に一度や月に一度の頻度で定期的なセールをやっていることがよくある。

 〇〇感謝デーや○○還元日などという名称で全品 5% オフだったりポイント付与率が上がっているものだ。

 

 当然安いのだから、沢山買いたくなる。そして、どうせ同じものを買うのだから、そういった定期セールの日に来よう、ということになる。

 

 しかし本当にこれは得なのだろうか?

 

 最近は物価高が顕著で皆節約志向が強いからなのだろうか、偶然にもセールの日に出くわしてしまうと、とにかく人が多い。

 駐車場や出入口が人の流れで混雑しているのはもちろん、レジにも長蛇の列ができているし、陳列棚の商品もじっくり選べない。

 他人にぶつからないように気を付けながら売り場を回っているうちに、本来買うべきものも買い忘れてしまう。

 挙句の果てに、買い物した金額は 2,000 円程度だから、5% 引きと言っても 100 円引きなのである。

 

 仮に一ヶ月に2回そういったセールの日に買い物をするとして、得するのはせいぜい 300 円くらいだろう。

 その 300 円をもらって、代わりに我先にと殺気立った人々でごった返すスーパーに行くことがそんなに得なのだろうか?

 仮に普段の仕事がトータルで時給 3,000 円換算の人なら、その 300 円はたった 6 分で稼げるのである。

 混雑していることによる疲労や時間の浪費、脳のリソースの消費などの損失は本当にその 6 分以内に収まっているのだろうか?

 

 以前は定期的に入れていたセールの日を、そっとスケジュールから削除した。

 

 よく考えなければならない。

節約か投資か

 昨年11月頃から節約と投資を始めたのだけど、どちらがどの程度貢献しているかを少し考えてみる。

 

まず、節約によって得られた金額の概算。

食費節約:2万円/月 × 3 = 6万円

光熱費節約:5千円/月 × 3 = 1.5万円

合計:7.5万円

 

そして投資によって得たお金。

預金金利:1,640円

投資信託:7,230円

合計:8,870円

 

 オールカントリーの相場が絶好調だったにも関わらず、圧倒的に節約の貢献の方が大きい。

 もし 200 万円ほど投資していたら同じくらいの利益だったけど、今はたった一ヶ月で一年の想定利回りに相当する 7% を達成している絶好調相場なので、平均的にはもっと大きな元本が必要だろう。

 

 そう考えると、巷でよく言われているように、少なくとも資産 1,000 万円を越えるくらいまでは投資よりも節約や収入増加を主軸にした方が良い、というのも頷けそう。

メルカリで学んだリセールバリュー

 メルカリでいくつか出品してはや1ヶ月以上、現在の利益は約7万円程度。

 

 いくつか感じたことをまとめてみる。

 

 まずやはり、商品によって売れやすいものと売れにくいもの(需要の違い)が確実にある。

 これはもう品物によって個々に違う面もあるので細かく論じるとキリがないけれど、やはり単純に知名度が高いとか人気商品で現役時代に良く売れたとか、そういったものは強い。

 

 以下は、出品中の各商品の閲覧数の推移グラフ。

 グラフの上昇が大きい商品(注目されている商品)ほど割と短期間で買い手が付き、そうでない商品はなかなか売れない(赤線が途中で大きく下がっているのは、おそらく出品から一ヶ月経って数値のカウント範囲から外れたのだと思う)。

 もちろん価格との兼ね合いもあるが、よほど的外れな価格を付けない限りは、価格というよりは人気がモノを言う。

 

 あとは、外国人の買い圧力が想像以上に強い。

 メルカリ自体は日本人向けの日本語サービスだけど、メルカリ公式の海外輸出担当アカウントというものがあり、そこが外国人に依頼された商品を買っていく。

 

help.jp.mercari.com

 

 日米の現在の物価の差を考えれば、日本にある1万円の商品は、アメリカ人から見ると 6,000 円くらいに見えているのではないか。

 私の出品でも、日本人が値切りコメントを投稿していく中、海外輸出担当アカウントがその2倍近くの価格でさっと買っていくことがあった。

 相対的に日本人は品物を安く買えない状況になっているのかもしれない。

 

 今回学んだことは、リセールバリューを考える、ということ。

 新品で 4,400 円で買った本も、メルカリで売却して 2,665 円戻ってきた。ということは、実質 1,735 円で価値を享受できたということになる。

 

 もちろん買ったものがいくらで売れるかを常に正確に予測し続けることは難しい。しかし、メルカリで色々なものを見ていくうちに、おおよそのリセールバリューの相場観が予測できるようになったことは非常に大きかった。

 今回得た売却益よりも、そちらの知見の方が大きかったのかもしれない。

 

 今後も物を買う時にはリセールバリューを考えようと思った次第。

オルカン1日で爆上げ

 昨日はオルカンがたった一日で2%も上がった日でした。

 

 

 1月の家計がプラスだった分も成長投資枠に入れていたので、現在の投資成績は次の通り。

 4,900円のプラス。いつまでこのプラスは続いてくれるのだろう。

 最初にある程度のプラスが出てくれれば、その後もマイナスになることがなさそうで心理的には楽である。

 

 オルカンのここ1年の価格推移。

 

 

 予想しても意味無いけれど、もうしばらくは上がり続ける可能性もあるかな?

 

 あと、2023年の7月~11月まではもみ合いで価格が伸び悩んでいたけれど、結局ここで買っていたとしても結局は全部プラスになっている訳ですね。

 やはり、マーケットタイミングを計ることに大きな意味な無いと考えた方が良いのだろうか。