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2割の努力で80点を目指す

メルカリで学んだリセールバリュー

 メルカリでいくつか出品してはや1ヶ月以上、現在の利益は約7万円程度。

 

 いくつか感じたことをまとめてみる。

 

 まずやはり、商品によって売れやすいものと売れにくいもの(需要の違い)が確実にある。

 これはもう品物によって個々に違う面もあるので細かく論じるとキリがないけれど、やはり単純に知名度が高いとか人気商品で現役時代に良く売れたとか、そういったものは強い。

 

 以下は、出品中の各商品の閲覧数の推移グラフ。

 グラフの上昇が大きい商品(注目されている商品)ほど割と短期間で買い手が付き、そうでない商品はなかなか売れない(赤線が途中で大きく下がっているのは、おそらく出品から一ヶ月経って数値のカウント範囲から外れたのだと思う)。

 もちろん価格との兼ね合いもあるが、よほど的外れな価格を付けない限りは、価格というよりは人気がモノを言う。

 

 あとは、外国人の買い圧力が想像以上に強い。

 メルカリ自体は日本人向けの日本語サービスだけど、メルカリ公式の海外輸出担当アカウントというものがあり、そこが外国人に依頼された商品を買っていく。

 

help.jp.mercari.com

 

 日米の現在の物価の差を考えれば、日本にある1万円の商品は、アメリカ人から見ると 6,000 円くらいに見えているのではないか。

 私の出品でも、日本人が値切りコメントを投稿していく中、海外輸出担当アカウントがその2倍近くの価格でさっと買っていくことがあった。

 相対的に日本人は品物を安く買えない状況になっているのかもしれない。

 

 今回学んだことは、リセールバリューを考える、ということ。

 新品で 4,400 円で買った本も、メルカリで売却して 2,665 円戻ってきた。ということは、実質 1,735 円で価値を享受できたということになる。

 

 もちろん買ったものがいくらで売れるかを常に正確に予測し続けることは難しい。しかし、メルカリで色々なものを見ていくうちに、おおよそのリセールバリューの相場観が予測できるようになったことは非常に大きかった。

 今回得た売却益よりも、そちらの知見の方が大きかったのかもしれない。

 

 今後も物を買う時にはリセールバリューを考えようと思った次第。